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from Cape⑦

まだだつづく、南アフリカで5人の漢たちが花を求めて右往左往の珍道中~
てけつくてんつくすっててんてん(←出囃子)

《前回までのあらすじ》
南アフリカの初日はケープタウンの自然公園でトレッキング。秀峰ライオンズヘッドを制覇(?)

さて、ライオンズヘッドを後にしましたる5人の漢どもが向かったのは、
世界にその名を轟かす、Kirstenbosch National Botanical Garden でございー。
ただし、読みにくいので日本語表記するとキルステンボッシュという。
現地のひとは、「カーステンボッシュ」と言ってたけど、日本ではなぜかこの名で知られている。
オランダ語で「森と樹叢」という意味らしい。まんまだね…日本語だと森山植物園…

総面積は、なんと528ha!!!(ちなみに高知県の牧野植物園は17.8ha)
もちろん、訪問者が見られる園地はそのうちの36haに過ぎない…が(同、6ha)
牧野植物園と比べるとそのあまりの規模の違いにびっくりした。今(笑)

kirsten

ごらんあれ。こんなに広くて植物園!
この広大な敷地に、南アフリカ全土の植物が気候区などに分類して配置してある。
園地以外はトレイルになっているので、日本の植物園と自然公園を合体したような
感じだが、それにしても…実は、園芸好きには憧れスポットらしいのだが、
いまいち疎い僕は、ただほほーとぼんやり見るばかり。

さて、今回は学名を調べてると更新が滞るので、ランドスケープ的な観点から
キルステンボッシュを巡ってみむと思いますです。

kirsten1
メインゲートのファサード。ロゴマークはゴクラクチョウカ。

kirsten2
チケットを買ってゲートを入ると、ちょっと広場になっていて温室が目の前に。
建築はそっけないくらい。温室も植物を邪魔しないようにか、シンプルな感じ。
広場には、子供たちが作ったインスタレーションがどかんと真ん中に。
周りには、Arthur Fata という彫刻家の作品がぐるりと置いてある。

kirsten3
端正なショップサイン。かなり大きなショップで、図鑑や書籍はもちろん、南アフリカの名産品という
名産品がだいたい置いてある。同じ品揃えで空港にも欲しかった(笑)
空港はなんか「アフリカだぞこら」というノリでちっとも南アフリカらしくなかった…

kirsten4
さて、植物園でありながら彫刻が見られるなんて、お得、というレベルではないのが、
たくさんある、Arthur Fataの作品。硬質で濃い色の石を読んで彫っている…
こんな素晴らしい才能には日本の美術館でもやたらにはお目にかかれない!
花のほんとの美しさを引き出したいのなら、そこに置くアートもお値段とか名前とかではなく、
相応しいものを選ぶのか…と感銘を受けちまっただよ。※まだ入場もしてないのに

kirsten5
もういっちょ。豆! とNaokiさん

P3304832x.jpg
もういっちょー。アヒルちゃん。このつやがいいのです。瑪瑙かな?

P3300168x.jpg
さ、やっとこ「植物園」に入るわけでやんすが、入口のガラスケースに入ってるのは、
今見ごろの花を切ってきたもの。
障害のある人でも、ここで見れば全部回れなくてもOKということらしい(笑)
南アフリカの花は、乾燥した気候のせいでモチがいいとはいえ、
見ごろの花の実物をちょっと見せるという親切心は真似したい。

P3304849x.jpg
チケットをもぎってもらって入るとすぐ、温室。
この温室の何がすごいと言って、窓が全開というところ。あはは
温度というより、多肉植物のために雨を防いでいるだけらしい。
温室内は、ナミビア寄りの一番乾燥している地域の植物がたくさん。
多肉天国と言ってもいいありさま
ちなみに、この写真の真ん中にあるのはバオバブ。まだまだ小さいかな。

P3304865x.jpg
ご覧のとおり…なんか地味。だけど、生態展示というやつで、岩だらけの
ナミブ砂漠のようすが再現されている。
日本でも千葉県立中央博物館の生態園や牧野植物園でもとられている手法だ。

P3300279x.jpg
屋外に出たら、でっかいとトラクターがドガガガガガガガガーーーー
おっちゃんが渋い顔で運転中。園内のスタッフはみんなColorの人たち。
Blackの人と異なり、混血などでWhiteに準ずる扱いを受ける階層のようだ。
実は、ぜんぜんなくなってないアパルトヘイト!と思った一こま。
でも、そのへんはもっとびっくりな場面が出てくるのだった。

P3300250x.jpg
園内は、目の前にテーブルマウンテンがそそり立ちってこの日は天気悪ろし
テーブルクロスがかかっている。ちょうど、富士山麓か八ヶ岳山麓に庭園があるようで
借景というか、山がまるごと庭園になっている。これは気持ちいいぜぃ
なので、植物を勉強する人、というより気持ちのいい庭園にきたよって人がたくさん。
(それが当たり前なのかもしれん。日本の植物園はお勉強向けすぎるかも)

P3304961x.jpg
なんだかやたらでかいオーク(※UKから来てるやつ)の木の下でくつろぐみなさん。
ちなみに、お客さんは例外なく、Whiteの皆さんです。ぎゃふん…
なんだよこのくつろぎ空間!こんなのほしいぞ

P3305017x.jpg
で、UK風の素敵ベンチが、セットバックした花壇に置いてあります。
カップルでいちゃいちゃに適している(笑)

P3304962x.jpg
造園的に面白そうなのが、このカヤツリグサ科のElegia capensis
竹か笹みたいなノリで植えてある。じつにおもしろい景色を作っている。
ほどよい異国趣味と、渋いかたち、風を表現できるさらさらへや―。いい。すごくいい
竹の代わりにどうじゃろう?竹よりは扱いやすそう。日本の湿気は大敵だけど…

P3300193x.jpg
やれやれと、メシ。南アフリカらしいものを!とuncle-Cにリクエストしたら、
これを食えといふ。Fish&Chipsの人もいたけど、卵とひき肉のパティみたいなお料理。
おいしい。でもね。味は、もうひとつオリジナリティ感じひんかった…ごめん…まじで

P3300204x.jpg
帰り際に、とんでもなく充実したガーデンセンターが!!!
なるほど、植物園巡って、あれうちにもほしいねみたいな気分のところを狙い撃ち(笑)
でも、ここで稼いだお金で研究費も楽になるのだ。その点で賢いしくみ。
品揃えは、南アフリカ産のみ
強烈な自生種へのこだわり。すごい。
植生的に特異なポジションを占めるケープタウンの誇りを感じさせる。

あんまり、珍道中じゃなかった…引き続き、キルステンボッシュの美麗な花達について
うだうだとやります(だめじゃん)
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プロフィール

清右衛門

Author:清右衛門
みちくさ部長。北鎌倉たからの庭にて、草木についてのほほんと語る教室をしてます。教室&ワークショップ、ツアーや活動の記録、お知らせや、日々の雑感など。

ほかにも、編集的雑用・野草を生かしたランドスケープデザイン・植物調査・公共サインデザイン・グラフィックも少々やってます。

生態学畑。園生の森、おゆみ野の森でボランティア。
いけばな尚真。たまに俳句。

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