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はたけ部と春の光

4月1日はたからの庭のはたけ部がいよいよ始動。

ちょっと遅いけど、ジャガイモの種イモを植えつけたったー。
2年の研究の結果、イモは大丈夫との結論に至ったからである(笑)
おいしく頂くのが楽しみね。

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いよいよ、たからの庭も春本番。
雨の水分もあって、急加速しておる。

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椿と客人

3月24日は、みちくさ部が2周年。お客さまひとりの時もありました。
それも、めちゃめちゃ楽しかったけど。強がりでなしに。

24日のみちくさ部レポート↓ @たからの庭ブログ
http://takaranoniwa.com/blog/2012/03/324.html
http://takaranoniwa.com/blog/2012/03/324-1.html

どうにかこうにか2年。
ありがとうございます、を何回言えばいいのか見当もつかない。
でも、ありがとうございます。

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その間に、僕自身がたからの庭の自然に少しずつなじんできて。
なんとなくリズムが分かってきて。

その過程をライブで皆さんにお見せしているような、そんなみちくさ部。

もっともっと、型にはまらない見せ方、考えていきたいと思います。
どうぞお楽しみに!

そして、また巡ってきた3月。
思わず「どんなバラもこの椿にはかなわないよ…」と口走った、
たからの庭の深紅の椿。

不思議なんだけど、去年の3月21日、あの椿の写真撮っていないのです。

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はたけ部再起動

それほど、畑が得意ではないぞよ!と宣言しているものの、
そこは、おちぶれても百姓の息子。

「畑やるので手伝って!」と言われると、
(それが、むくつけきオヤジでもない限り)
だいたい、「はいはい~!」といそいそと
出かけて行ってしまう。迂闊なわたし。


それも、みんな大好き北鎌倉の『喫茶ミンカ』さんからの
お呼びであります。

ごくり。あの、すてきな庭に畑ですって…
鬼に金棒じゃないすか!(軽い・・・)


お話を伺うと、なるべく肥料とか耕運なしでやってみたいという
ことだったので、そしたらはたけ部流手抜き農法を伝授いたそう。のほほ
(などと、偉そうには言ってないけどね…)

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ちょっと低い場所だったので、枕木でレイズドベッドにして、
腐葉土入りの客土をした状態に。北鎌倉の土質はやはり水はけが悪い…
なので、客土はよい選択! 

野菜ってなんだか知らないけど、水はけが好きなやつらなので
それくらいでちょうどいいのです。

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2月のみちくさ部

宮澤賢治の『林の底』という短編がけっこう好きで。
あとは、このブログのタイトルも、同じく賢治の『やまなし』に由来するのですが、
あれもカニの親子が川底であれこれ、つぶやきあうという話。

賢治は、「底」を語らせるとめっぽう鋭い、と思う。
別にそれは彼がどん底生活の人だったからではなくて、
自然科学の人だったからじゃないかなって思う。

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カテンソウ

日本の2月は、もう「冬の底」という感じがしていて、これよりは冷えないし、
あとは暖かくなるだけ。という意味で春を予感させる好きな季節だ。
とはいえ、いかんせん今年は寒すぎた。

そんな中、2月18日(土)のみちくさ部。8人おいで下さった。
寒い中、ありがとうございます。

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1月のみちくさ部

北鎌倉たからの庭の草木について、とりとめもなく語る教室・みちくさ部。
たからの庭のブログに当日のようすを書いているので、こちらでは
ちょっと趣向を変えようと思うのです。

なるべく旬なうちにUPするのがあっち。
こっちはしばらく寝かせた後にみたいになれたらいいなと。

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年末にお好み焼きを食べる会などあって、庭を訪れるも、
しっくり来ない感じもあって少し不思議だった。雰囲気が毛羽立っているというか。

毛羽立ったままそのあとの週を過ごす。
いいときも悪いときもホームグラウンドの状態には左右されてしまう。
1月22日はひさびさに雨。しかも前日には雪になったりかなりひやりとした気候。

それでも、それでもなのだけど。
僕は冬が好きなのである。娘ができた暁には冬子と名付けてもいいくらい。
(いや、つけないと思うけど)
わけても、冬の雨は身を置く場所によってはとても好きだ。

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午前のうちに、たからの庭に入る。
一変した空気に息をのんだ。ほんとうにのんだ。
きりりと引き締まった空気。雨がしとど。でも、よい心持ちがした。
ここにお招きしたみなさんがいらして、静かに話がしたいと思った。
語るべきこともさることながら、この空気を分かち合いたかった。

やがて語り始める。みなさんが寒いだろうなと悪いよな気持ちと
それでも語りたい気持ちとが拮抗する。

少しの辛抱を強いる感じ。いいのか悪いのか。
でも、冬に縮こまって春をまつケイワタバコの話が
いつもおなじみではあるけれど、冬がどういうものか知る機会になればと思う。

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冬は枯れさらばえた季節でもあるし、水気のあるところであれば、
そこここに緑が温存されている季節でもある。表情は風当たりひとつで
劇的に違うものになる。地元の田んぼであったようなのとはまた違う冬の表情。

この日、持って帰ってほしいことは実はただひとつ。
冬は生きてる

ぎりぎりまで身体を冷やして、温かいお茶。和菓子。
すこし身体をいじめているようで恐縮だけど、そういうところに
身をあえておくのも悪くない感じ。

谷戸はまた静かに眠りについているこの静けさが、
一斉にわき起こる樹々の声にかき消される日まで、あと少しあと少し

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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
次回のみちくさ部 平成24年2月18日(土)13:30~
         プチ和菓子付き。¥1,600
「梅と、世界でいちばん美しいツバキ」
http://takaranoniwa.com/program/workshop/post-17.html


静かに、それでも確実に閃こうとする春の炎を確かめにぜひ、おいで下さい

甘味

英国シクラメン協会日本支部をご存じだろうか。
知る人ぞ知る、シクラメンを愛するメンズ(女子はいるのか…?)の会である。
いや、嘘。たぶん、男女それぞれいると(思う)
とても熱い先輩が原種シクラメンの布教活動を熱く熱くにしてはるのだ。

シクラメンというと、贈答品の鉢物というイメージで
どっちかというと嫌いだったのだが…
ある日、伊勢丹で植えてあったのを見て「スミレ?」と思った一瞬。
思えばあれが、「曲がり角でパンを齧りながらぶつかる」という状況だった。

師匠に聞くと、「あれで結構和風だったから…」とかなんとか。
そう、伊勢丹 i gardenは和がコンセプトのはず。
その時はそれっきりだったのが、どういうわけか件の先輩から
写真を見せられ…そのまま魅せられてしまったのだ。

そのまま、誰彼となく原種シクラメンの良さを吹聴し、
(持ってへんのにね)
挙句の果てに、知人の花屋さんに置いてもらうように頼んだのだが…
まあ、花がない状態だと売れない売れない。
寿命が長いのでじっくり咲かせるのが醍醐味なのだが…ううむ。
けっきょく、僕が1/3くらい買い占めたはずだ。
Cyclamen coum と Cyclamen hederifolium
hederiは秋咲きなので、これまでのところ春咲きのcoumが咲いていた。
どの株も花がけっこう違う…

Cyclamen coum ‘Silver Leaf’たぶん
coum_silver

可憐だぜ…
で、花が終わったとは、花柄がとぐろを巻きはじめる。
このとぐろが、なんとも言えず愛らしい(…変ですか?)
あの、けばけばしい贈答品シクラメンとはわけが違う。

で、今日ふと気づいたら、果実の先が不自然に丸く開いていた!!!
なんと言うか、他の植物とぜんぜん違う唐突感のあるオープンのしかただ。
種には甘いべとべとがついていて、蟻がたかっていた。
スミレといっしょで蟻さんに運ばせようという腹かっ
coum_pewter

育て方ガイドによると(協会に入るともらえるらしい…)
甘いのを洗い落として陰干しとある。よしきた。
ピンセットで地味に種をつまんでから、網おたまで洗う。
ザルに新聞紙をしき、陰干し。こんな、繊細なことをしていたら
まるで園芸家のようだ。いかんね。もっと豪快にいかんと

調子に乗って、バラの‘Red Wing’が鉢から根をはみ出してたので植えかえ。
もらいもののキンポウゲ科某属とシュンランを日陰の一画に押し込め、
朝顔の竹組みをいったん壊し、ガマズミとヤマウコギの苗も地植えにし、
ヒマラヤノボタンに油粕をやり、
昨日、プラグに植えかえたコウヤボウキの苗にしんねりと水をやった。

…園芸家だな、この行動は。間違いない。

バラにごっつい尺取り虫がついていた。
思わず、クローバーの花と記念写真。かわいい。
shaku



ベタに枯れ枝だと思った。でもバラの葉が食われるといやだもの。
遠くに投げ捨ててやった。踏みつぶさなかったのはせめてもの情けだぜ。
達者で暮らせよ。無理か…

芥子騒動とモクゲンジ

どうこをどうして紛れ込んだか、得体のしれない草や木が
ひょっこり庭に現れることはなくはない。
誰かにもらってきた苗の土にくっついてきたとか。靴にくっついてきたとか。

我が家では外来のSileneがもりもり増えてきたが、見た目がいいので放置している。
反対に、チチコグサやチチコグサモドキは殲滅したいのだが、そこまでやる暇もなし。

ケシを見分けられなかったとかで上へ下への大騒ぎをしているけれど、
一面のケシ畑をうっとり夢想する身としては(見た目の問題です)、
見かけたら即買いだったのに、と臍を噛んでしまうわ。
もっとも、我が家の粘土質の湿気ありありの有機質が多い土では
まず間違いなく長生きはすまい…

ポピーの類は名前だけファンシーだけれどなんと言ってもあのグロテスクな
密生した毛や、花柄の曲がり具合の凶悪さや、
果実の形状のなんとなく品のない感じとか、を本来楽しむべきもの(?)
であって、夏目漱石が『虞美人草』で著したように、
ちょっと堕落させる感じの悪女な姿にぐっとくる、それが真のケシ好きだったりする。

シロアザミゲシ 小石川植物園にて
papaver

はい、ふりふりの甘い感じの花弁で騙そうと(?)している感じ。みたいな。
いるいるそういうやつ。高校のクラスに一人はいる。
あぁそうだ、村上春樹の『ノルウェイの森』で直子の人生を狂わせた
ピアノの生徒みたいな…

でも、紛れ込むならもっと気の利いたやつがいいな。
例えば、最近我が家で発見された。こいつ↓

モクゲンジ
mokugenji
って、どれやねん。という感じだ(笑)
前に、盛岡の岩手公園であまりにたくさん種が落ちていたので
失敬してきて、適当に埋めておいたのを2年くらい放置していたら、
今年、出たんですね。シロヤマブキとともに。
わたしゃ、モクゲンジもそれはそれは愛してるんですが、
売ってないし(なんでだ? 育てるの簡単そうなのに)
…だからこういうのを僥倖というのでしょう。
忘れていたころに帰ってくるというか。

それにしても2年も知らんぷりとはあんさんもお人が悪い。
そうね。成長は早いはずだから、死ぬまでには花が見られるでせう。

紛れ組で言うと、ムラサキツユクサはやっぱりすごい。
ばあちゃんがもらってきたのはほんの数株と言うから…
見た目はいいのに優しくしなくていいという優等生ぶり。

tradescantia
さあ、何色あるか? 驚くべき事に細かく見ると庭の中で5色はある。芸が細かい。

あと、特別なんてことないけど…マイケルみたいな、カミキリムシ。
michael

よーそろー

かたいじゃーん。ほんとにまったくかたいじゃーん。最近。
どうよどうよどうなのよ。

でも軽い話題ってないんだよなぁ。あ、『下妻物語』を見てとてもよかった話とか?
土屋アンナがヤンキーになる前のほうがかわいいとかそういう。
あの映画はでもずっとたそがれてるような、マイナーに振ってある光の色使いが
とてもよろしいおすなぁ。あとは言わば楽屋落ちみたいな、深田恭子演じる桃子の語りやアニメ部分や
なんだか、庵野秀明の『フリクリ』を思い出したさ。

さて、ちょっと塩漬けだった。白いシラン、あと増えて困るムラサキツユクサ。
知らないうちに、白と紫だけで庭の花が埋まっている!!!師匠の呪い。

shiran

murasaki

桐の記憶

かれこれ6、7年前に、僕の祖父の弟にあたるおじさんが
植えていったキリがいよいよ咲いた。幹がくねくねしている。
途中で僕が余計な剪定をしたせいかもしれない。
フジといい、今年はそういう年らしい。
それともそのことに着目する余裕ができただけかもしれない。

kiri

桐はとにかく、美しい木だ。宿命の木と言っていいかもしれない。
桐のない世界はあじけないだろうなぁ。という木だ。

大学のとき、松戸キャンパスの建物とアスファルトの隙間を食い破るようにして
生えて、花まで咲かせていた。あまり格好のいい木ではなかったけれど、
大きいのに派手派手しくなくて惹かれたものだ。

その年、9月に中国の西安郊外で見渡す限りの桐の林を見た。
もっとも当時は親に借りた安物の写ルンですに毛が生えたようなカメラ
(このカメラでも意外にいい写真を撮っていたりする。デジカメの罪悪だ…)

とにかく、その光景は忘れられない。一面の桐が開花して道路沿いに続いている。
いま思えば植林だったのだろうけれど、たぶんもう一生見ることもないような。

次に、青梅で卒論の調査フィールドを探してさまよっている時。
植生図を頼りに、(その時はモミ林を探していた)集落から集落を移っていくと、
山を背に茶畑が広がっている。奥に屋敷がある。ここまではよくある光景。
けれども、違っていたのは、茶畑に大きな桐が(たぶん10mはあっただろう)
等間隔に植えられているところだ。
この時は、柳田國男が集めた民話にあるような隠れ里に迷い込んだ気分になった。
一緒に行ってくれた後輩2人が覚えてないのも怖さを誘う(笑)

花は咲いていなかったけれど、あの開けた茶畑で満開の花が咲いた桐の木があると思うと、
胸や腹を内側からくすぐられるような妙な気分に襲われる。
エロスとかタナトスとも違う…強いて言えば起きたまま見た夢のような感じだ。

考えてみれば、大学のころのことなんて、もはや現実に
あったかどうかすら定かでない。デジカメを使うようになってから
たいてい、記録写真が残っているので、それを見てしまう。
すると、記憶はそこへ収斂する。それで終わり。
思いがけず思い出したり、印象だけが純化されたりという工程は省かれる。
そのころはそんなあやふやな世界に生きていたわけだ。

最後は佐倉市、直弥地区。めっぽう辺鄙だ(笑)とにかくバスがない。
バスがないから、バスが来るバス停まで歩いて行った。
台地の上に畑、屋敷、屋敷林、植林が続く下総台地の典型的な風景が続く。

5月だったと思う。遠くに桐の木が見えてきた。
だいぶでかい。どんどん近づく。やっぱり10mかそこらある。
しかもひと抱えはある太さ。(たぶん、枝おろしをしているんだろう)
こんな見通しのいいところに、まるく整った桐がぽんと生えている。
まあ話と言えばそれだけなんだけれど、すごく、‘甲斐’があった。
通り過ぎてもときどき振り返ってみる。でかい。

特に落ちはないけれど(え…)
もしも、なだらかな斜面がまとまって手に入るようなことがあったら
(あるもんかね…)
または、そんなような場所で公園やなんかを作るとなったら
まず間違いなく、桐を植えるでしょう。理由は、別にない。


あと、おざなりに。

ノイバラ
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ヤマツツジ(関西風)
yamatutuji

廃墟に藤

引き続き模様替え中。

打ち捨ててある物置に絡まったフジがついに開花。
甘い香り…廃墟にフジってとても美しい。
…それはいいとして、建物としてどうなのか(汗)
人間の去った後にはフジが咲き乱れるだろうなぁ。

今年はとくにフジのできが全体的にいいらしい。
お薦めは、京成線の大森台―学園前間と、千葉都市モノレールの動物公園駅。
フジは上から眺めるのに限る。ああでも、落ちてる花も捨てがたい。
ああ、どこかで咲いている、でも、姿は見えない。
蜂の羽音だけしている。

wisteria


Rosa‘Red Wing’は今年は早め。急に熱くなったから。

redwing



Armeria maritimaは、変な匂い…新品のタンスのにおいと言うか。

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廃墟にフジ。なんか受けるかもしれない。ブームだし(?)廃墟。
プロフィール

清右衛門

Author:清右衛門
みちくさ部長。北鎌倉たからの庭にて、草木についてのほほんと語る教室をしてます。教室&ワークショップ、ツアーや活動の記録、お知らせや、日々の雑感など。

ほかにも、編集的雑用・野草を生かしたランドスケープデザイン・植物調査・公共サインデザイン・グラフィックも少々やってます。

生態学畑。園生の森、おゆみ野の森でボランティア。
いけばな尚真。たまに俳句。

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