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地の塩

香川県の宇多津町に行ってきました~ 
昔、塩田でにぎわった町。

旧市街「古街」には町屋が残っていて、高いところから見渡すと
塩田の跡は埋め立てられて新しいビルが建っているような。。
瀬戸内海のほとりのこぢんまりとしたところ。

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町はちょうど3月3日の雛まつり。

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平群谷、青垣

柄にもなく、NPO法人 くまがし(設立準備中)のメンバーに加わっています。
しかも理事! 大人になったな、わし(遠い目)


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↑ちなみに、クマガシという木はないので、アラカシとかシラカシとか
葉っぱの大きい樫の総称らしい。これはアラカシ
葉っぱはかなり変異があっておもしろい

奈良県の平群町というところで、町おこしをしようというNPO。
僕以外のメンバーは農産品のプロばっかり。錚々たる面々です。

「食べ代」がすくない植物屋の僕は、まあ、みちくさ担当を勝手に名乗る。
景観とか、ツアーで巡るとしたらっていう視点で楽しみながら関われたらと!

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↑平群谷の景色。古歌に「青垣」と詠まれる美しい山並み!天気が…


今年度は、4回ほど「くまがしツアー」というのを開催して、
ご町内の、農産物を見に行ったりはたまた、クマガシそのものを探したりしてたのが、
いよいよ最終回。事務局のIさんが、じっくり現地と向き合って知りあってこられた
ボランティアガイドさんと平群の歴史を学びながら巡るというツアーに!

これは楽しみ!

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生駒で大阪愛に目覚めるの巻

ぜんぜん仕事片付いてないけど、早めに立てておいた関西遠征
「生駒山でゲリラみちくさ部!?」

こういうのはうじうじ片付かない―っと言ってると損々。
強引に予定を立てるのに限るのです。

「遊んで―――!」と関西の愉快な仲間たちにお願いしたら、
快く遊んでくれました。嬉しい。ちょう嬉しい。

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写真は後半だけど、愉快な仲間たち☆
(もっと全員の顔が分かるのがあったけど、真剣な顔過ぎた…)

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from Cape⑦

まだだつづく、南アフリカで5人の漢たちが花を求めて右往左往の珍道中~
てけつくてんつくすっててんてん(←出囃子)

《前回までのあらすじ》
南アフリカの初日はケープタウンの自然公園でトレッキング。秀峰ライオンズヘッドを制覇(?)

さて、ライオンズヘッドを後にしましたる5人の漢どもが向かったのは、
世界にその名を轟かす、Kirstenbosch National Botanical Garden でございー。
ただし、読みにくいので日本語表記するとキルステンボッシュという。
現地のひとは、「カーステンボッシュ」と言ってたけど、日本ではなぜかこの名で知られている。
オランダ語で「森と樹叢」という意味らしい。まんまだね…日本語だと森山植物園…

総面積は、なんと528ha!!!(ちなみに高知県の牧野植物園は17.8ha)
もちろん、訪問者が見られる園地はそのうちの36haに過ぎない…が(同、6ha)
牧野植物園と比べるとそのあまりの規模の違いにびっくりした。今(笑)

kirsten

ごらんあれ。こんなに広くて植物園!
この広大な敷地に、南アフリカ全土の植物が気候区などに分類して配置してある。
園地以外はトレイルになっているので、日本の植物園と自然公園を合体したような
感じだが、それにしても…実は、園芸好きには憧れスポットらしいのだが、
いまいち疎い僕は、ただほほーとぼんやり見るばかり。

さて、今回は学名を調べてると更新が滞るので、ランドスケープ的な観点から
キルステンボッシュを巡ってみむと思いますです。

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メインゲートのファサード。ロゴマークはゴクラクチョウカ。

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チケットを買ってゲートを入ると、ちょっと広場になっていて温室が目の前に。
建築はそっけないくらい。温室も植物を邪魔しないようにか、シンプルな感じ。
広場には、子供たちが作ったインスタレーションがどかんと真ん中に。
周りには、Arthur Fata という彫刻家の作品がぐるりと置いてある。

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端正なショップサイン。かなり大きなショップで、図鑑や書籍はもちろん、南アフリカの名産品という
名産品がだいたい置いてある。同じ品揃えで空港にも欲しかった(笑)
空港はなんか「アフリカだぞこら」というノリでちっとも南アフリカらしくなかった…

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さて、植物園でありながら彫刻が見られるなんて、お得、というレベルではないのが、
たくさんある、Arthur Fataの作品。硬質で濃い色の石を読んで彫っている…
こんな素晴らしい才能には日本の美術館でもやたらにはお目にかかれない!
花のほんとの美しさを引き出したいのなら、そこに置くアートもお値段とか名前とかではなく、
相応しいものを選ぶのか…と感銘を受けちまっただよ。※まだ入場もしてないのに

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もういっちょ。豆! とNaokiさん

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もういっちょー。アヒルちゃん。このつやがいいのです。瑪瑙かな?

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さ、やっとこ「植物園」に入るわけでやんすが、入口のガラスケースに入ってるのは、
今見ごろの花を切ってきたもの。
障害のある人でも、ここで見れば全部回れなくてもOKということらしい(笑)
南アフリカの花は、乾燥した気候のせいでモチがいいとはいえ、
見ごろの花の実物をちょっと見せるという親切心は真似したい。

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チケットをもぎってもらって入るとすぐ、温室。
この温室の何がすごいと言って、窓が全開というところ。あはは
温度というより、多肉植物のために雨を防いでいるだけらしい。
温室内は、ナミビア寄りの一番乾燥している地域の植物がたくさん。
多肉天国と言ってもいいありさま
ちなみに、この写真の真ん中にあるのはバオバブ。まだまだ小さいかな。

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ご覧のとおり…なんか地味。だけど、生態展示というやつで、岩だらけの
ナミブ砂漠のようすが再現されている。
日本でも千葉県立中央博物館の生態園や牧野植物園でもとられている手法だ。

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屋外に出たら、でっかいとトラクターがドガガガガガガガガーーーー
おっちゃんが渋い顔で運転中。園内のスタッフはみんなColorの人たち。
Blackの人と異なり、混血などでWhiteに準ずる扱いを受ける階層のようだ。
実は、ぜんぜんなくなってないアパルトヘイト!と思った一こま。
でも、そのへんはもっとびっくりな場面が出てくるのだった。

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園内は、目の前にテーブルマウンテンがそそり立ちってこの日は天気悪ろし
テーブルクロスがかかっている。ちょうど、富士山麓か八ヶ岳山麓に庭園があるようで
借景というか、山がまるごと庭園になっている。これは気持ちいいぜぃ
なので、植物を勉強する人、というより気持ちのいい庭園にきたよって人がたくさん。
(それが当たり前なのかもしれん。日本の植物園はお勉強向けすぎるかも)

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なんだかやたらでかいオーク(※UKから来てるやつ)の木の下でくつろぐみなさん。
ちなみに、お客さんは例外なく、Whiteの皆さんです。ぎゃふん…
なんだよこのくつろぎ空間!こんなのほしいぞ

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で、UK風の素敵ベンチが、セットバックした花壇に置いてあります。
カップルでいちゃいちゃに適している(笑)

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造園的に面白そうなのが、このカヤツリグサ科のElegia capensis
竹か笹みたいなノリで植えてある。じつにおもしろい景色を作っている。
ほどよい異国趣味と、渋いかたち、風を表現できるさらさらへや―。いい。すごくいい
竹の代わりにどうじゃろう?竹よりは扱いやすそう。日本の湿気は大敵だけど…

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やれやれと、メシ。南アフリカらしいものを!とuncle-Cにリクエストしたら、
これを食えといふ。Fish&Chipsの人もいたけど、卵とひき肉のパティみたいなお料理。
おいしい。でもね。味は、もうひとつオリジナリティ感じひんかった…ごめん…まじで

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帰り際に、とんでもなく充実したガーデンセンターが!!!
なるほど、植物園巡って、あれうちにもほしいねみたいな気分のところを狙い撃ち(笑)
でも、ここで稼いだお金で研究費も楽になるのだ。その点で賢いしくみ。
品揃えは、南アフリカ産のみ
強烈な自生種へのこだわり。すごい。
植生的に特異なポジションを占めるケープタウンの誇りを感じさせる。

あんまり、珍道中じゃなかった…引き続き、キルステンボッシュの美麗な花達について
うだうだとやります(だめじゃん)

from Cape⑥

まだまだホットな、南アフリカ共和国で、漢(おとこ)5人が
花を求めて、ワールドカップはまったく無関係にさまよった記録であります。


《前回のあらすじ》ライオンの頭にとりかかる。美しやシルバーツリー

ほんとうに、シルバーツリーに関しては写真を撮ったことを後悔している。
完全にまったく趣味の領域だけれど、さらにだんだん欲目がないでもないが、
なんていうか、夢のように美しかった。
あの木をあそこまで美しく鍛えた、潮風と山火事に乾杯。かろん。
おっと、飲んでる場合ではない。

シルバーツリー越しに海が見える。大西洋
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大西洋は○○色だったというような記述は
海が比較的苦手な僕はちょいと難しい。
でも、そうだな。東京湾フェリーで眺めた浦賀水道よりは軽く。
瀬戸内海よりは重々しかった。そのときは空にもっぱら心を奪われていた。

谷を挟んで向こう岸のテーブルマウンテンは刻一刻とテーブルクロスを変える。
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そのうち、砂浜と海辺のまちが見えてくる。
シンプルにきれい。ライオン頭はそそり立っているので、
視界がよく通る。
(のちほど、この写真をあーちゃんにメールした)
cape30

おっと花を忘れてた。ここは地味なのが多いのと、ペースが
掴めずミスショットが多し。
カエンキセワタ Leonotis leonurus シソ科
ネットではlion's earなるローカルネームも出てくる。
訳せば、ライオンノミミ…おっこれは、けっこうかわいい。
実物は確かに毛がふさふさしていて、それっぽかった。やはりネコ科!
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途中、満を持してuncle-Cは散策路をはずれて、いよいよNerine
探しに行く。乾燥を好むので、岩がごろごろした崖下を目指す。
あ、そういえば写真は初めてのuncle-C。でかい。身長も、横幅も(笑)
手に持っている図鑑を買ってくるのを忘れた…失敗。
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で、一生懸命崖を登るNaokiさんとAkiさん。
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大冒険とまではいかない。とっかかりが多いので登りやすい。
とはいえ、uncle-Cが教えてくれるのは
「お、これは○○の枯れた奴だ」
「あぁ、これは△△の種が落ちた後だなぁ」
みたいな、日本で冬場にしかたなく植生調査やっているノリ。
この枯れた奴は…うううむ、ホウチャクソウだ!心の目で見ろ!
という、心眼の世界。岩場は散策路と打って変わってからからに
乾いたお休み中の世界。南アは秋。
Nerineや一部の植物を除いて休眠に入る時期だ。

ところで、Akiさんはデジカメでなく、ビデオだった。
老後、悠々自適になったら整理するとかなんとか(笑)
外見が、外見なので、国内であっても相当怪しい。
これでも花屋の店長さんである。
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で、Akiさんがせっせと撮っているのが、
この、ナマコみたいなサボテン系。ただし、トウダイグサ科。
Euphoribia caput-medusae
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種小名にさらっとメデューサが入っている。なるほど。そっくり。
驚くべきことに、ポインセチアと属が同じ。
花で分類するからしょうがないんだけど、強烈な違和感が…


けっきょく、岩場をさまよったものの、お目当てのNerineは見つからず。
まあ、国内のように花が咲きそうだからとひょいひょい日程変えられないよね
と、みんなで慰めあって、とっとと下山することにした。

花好きは登頂せずに引き返すことが多い。えっへん(←いばるな)
従って、想像を絶する苦労をして富士山に登る人の気がしれない。
途中から草木一本ないからだ。もちろん、眺めは最高だとは思えども…
草木がないのはどうもね。花好きはかくも強欲なのである。

下りながら、相変わらず地味な雑草の写真をちまちまと撮る。至福。
Aspalanthus cephalotes 渋い色だ。トップモデルの普段着といった感じ。
角のような果実もおもしろい。マメ科
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Struthiola striata これも不思議。
縄のような軸から星型の花がぽちぽちあらわれる。ジンチョウゲ科
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Oxalis polyphylla さいきん日本でもたくさん売っている球根オキザリスの一種。
地面は干からびているのに、よく生えてくるもんだ…じめじめの庭に植えてごめんね。カタバミ科
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Salvia chamaelaeagnea サルビア。ハーブのセージといった方がいいかな。
べとべとっとして、もじゃもじゃいっぱい咲いていた。色はあっさり系で好み♪ シソ科
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こんな感じで、ちょっと地味な花が多かった。
これでも、派手なのをチョイスしておるのです(汗)
ライオン頭の植物たちはひたすら乾燥に耐えている感じ。
この状態に雨が降ったら…その比喩的な歓喜の感覚を
想像するとなんだかどきどきする。それくらい乾ききっているのだ。

ところで、この日はあちこち行くので、まだまだ終わらない。
まだまだ午前中。
次はいよいよ、世界的に有名な植物園、Kirsteinbosch
行くので、ずーっとからからで地味な花じゃなくなる予定。ほっ。
でも、この、ほっのように、僕らが思っていることって実は全て、
uncle-Cの巧みな、実に巧みなスケジューリングの賜物なのだ。
そのことを、僕らは何度も思い知らされることになる。

おしまいに、小火器? のような山火事注意(笑)
cape39


つづく

from Cape⑤

これはこないだまではホットだった、南アフリカ共和国で、漢(おとこ)5人が
花を求めて、ワールドカップはまったく無関係にさまよった記録であります。

《前回までの》犬、走る。わたしは眠すぎる。

冒頭、いきなり時間がもどり、なんとなくおもしろかった
ケープタウン空港での光景。Kenさんと光ってる地下道。
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さて、一晩寝たら長旅の疲れもすっかり、とは行かない三十路達。
ついこないだまでは、唯一の20代を謳歌していた僕ももはやその例外ではない。
とはいえ、いよいよ植物三昧の日々が始まるのである。
テンションウナギ昇りのNaokiさん↓
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においをかいでいるのはミカン科のゲッキツ Murraya paniculata var. paniculata と思われ、
いきなり、東南アジアから中国に分布する栽培植物だったりする…
南アフリカの都市部はマイルドな気候で園芸をするには申し分のない環境のようだ。
旧宗主国のイギリスと同様、ガーデニングに力が入った家々や、でっかいガーデンセンターを
見かけることができた。やはり日本よりかは気合いの入った家が多い…。本場というやつだ。



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さて、uncle-Cに「今日は山登りだぞ、坊主ども」と言われて、
気合いを入れつつ車で移動。テーブルマウンテンには
“テーブルクロス”と呼ばれる雲がかかる。明るさが尋常でない(汗)
テーブルマウンテンから谷を挟んで反対側にある、Lion's Headという山に登るのだ。

この旅の、隠れた(?)テーマは、ヒガンバナ科を究めるというものなのだが、
(今さらね。すごく…でも、究めるってどうやって?)
僕はおもしろければヒガンバナ科だろうが、イネ科だろうが贅沢は言わない(笑)
Naokiさんはヒガンバナ科の切り花生産をしているので、
なんと言っても第一義はヒガンバナ科だ。uncle-Cいわく、
Lion's Headには、ヒガンバナ科のNerine sarniensisがあるかもしれない、とのこと。
これこそ、日本でダイアモンド・リリーと呼ばれているきらきらした花の原種なのだが…
http://homepage3.nifty.com/cyclamen/nib/species/sarniensis/index.html

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ひとまず、登り始める。道は日本の山に比べれば実に楽ちん。
山容は、上の方がかくかくしていて、テーブルマウンテンを小分けにした感じ。
ロッククライミングしたらおもしろそう。もちろん、そこまでの腕は、ない。
空に向かって咆哮するライオンの頭に見えると言えば見える。いいネーミング。
登頂が目的でもなし(笑)赤茶けた道をてれてれ登りつつ、僕は僕で
ほかの4人は4人で、知らない植物ばかりで(当たり前だわな)とてもとても
忙しい。ごらんのとおり、乾燥している。
で、基本的に乾燥してない環境はほぼあらわれないので、
日本の湿気が大嫌いな僕としては極めて快適な環境でありつづけた。
きっと、お肌には良くなかろう…

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そこらじゅうに、山火事で焦げた木の残骸がある。
山火事があるために、木はせいぜい5mくらいしかない。

cape22

燃える前には、シルバーツリーLeucadendron argenteumという、白銀色の美しい木が生えていたのだ。

cape22

けっきょく、このLion's Head以外ではこんなにまとまった群落は
見られなかった。山火事はいつでもどこでもあり、植生に変化を与え続ける。
とにかく、この銀色の奇妙な木が作る風景は、同じ地球とは思えない…
(そして、アフリカっぽいという安っちい修辞もさわやかに拒絶する)
美しかった。そして、写真を撮ってしまったことを後悔すらしている。
ま、それは仕方ない。図鑑によれば、ケープ半島にしか自生がない固有種のようだ。
プロテア科だが、花も白銀色。この木だけで作った庭園を夢想してみる。
悪くない。

cape23

cape24

みちみち出てくる植物はとりあえずその時には、科ぐらいしか当たりがつかない…
持ち帰った図鑑を見ながらぽつぽつ挙げていくことにする。

Trichocephalus stipularis クロウメモドキ科 星型の花が上品。開花すると紫なのもニクイ
cape25

Pennisetum 日本で言うチカラシバの仲間。図鑑には載ってないのは、南ア人的には、こりゃグラスで、
フラワーではないということらしい。感覚の違いっす。そのわりにカヤツリグサ科は載ってるのはなぜ?
オーナメンタルグラスとして徐々に日本でも増えてきているグループ。伊勢丹にも多い。
cape26

Erepsia anceps ハマミズナ科。マツバギクなどの類。ねじれた花弁がおもしろい。
cape27

だいぶ長くなったので続く。引き続きLion's Headを探検します。

from Cape④

せっかくワールドカップで盛り上がっているのだから、乗っかっていかねば(汗)
なあんて。売り上げがあるでなし。

さて、ちょっと間が空いていますが、今、ホットな南アフリカ共和国で、漢(おとこ)5人が
花を求めて、ワールドカップはまったく無関係にさまよった記録であります!!!どーん!

《前回までのあらすじ》
男たちは、飛行機に乗ってケープタウンに着きました~ガイドさんと合流。以上

ハイウェイをしばらく走らせると、原子炉みたいな巨大煙突があったり、
港があったりで、8時間のフライトでぐったりの5人もちょっとテンションあがり気味。
旧市街に入ってなにやら、高級な感じの住宅街へ…あれ?ホテルじゃないの??

と思っていたら、一軒の高級な感じの家の前で止まる。
ロートアイアンの華麗なゲートが自動で開いた~わわわー
どうやら日本で言うところの民宿で、「B&B」=Bed&Breakfirst=朝食とベッドがあるよん
と言うらしい。この後、いろんな街でこの言葉に遭遇することになる。
こんな↓白亜の豪邸。男たちにはふ、不似合いだぜ…

cape11


なかにはプールまである。よくある業態のようで、中間層が自宅の一部を宿にして副収入!
なるほど、ちょっと違うけど日本の民宿に近いなぁ。洋風な民宿(ペンション?)より
もっとでもラフな感じ。

さっそく荷物を置くと、オーナーのジョンが犬の散歩に行くというので
くっついていくことに。
驚くべきことに、お隣に映画『インビクタス』の舞台になったビショップ大学があって、
ジョンのお散歩コースとのこと。それにしても、ひとけがない…
さらに、どこから大学でどこからとなりの家なのかよく分らない…ざっくりだぜ。

日本のように細かい土地所有のいざこざがないのかなぁ(予想)
犬、大いに走る↓
cape12

大学のランドスケープの仕上げはおおらかながらも、芝生がやはりきれい。
さすが旧英国領。Ha-haのような(?)溝が走っていたり、巨大な松があったり。
今後ずっと裏切られることになる、「アフリカっぽいこと」への期待が怒涛のように崩れる…

建物は、テーブルマウンテン砂岩で組まれていて、グレーに黄色、オレンジの濃淡が渋い…
地元の石を使うとより風景にしっくりなじむような気がする。
御影石磨きばかり使う日本の建築屋さんに爪の垢を煎じて飲ませたいぜ。
もちろん、選択肢がそれしかないということなのだけど。選択肢が多いのはいいことばかりではない。
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とまあ、そんな感じで夕暮れの大学を徘徊…

cape13

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芝生をなぜか、ホロホロ鳥が走っている。動物がでかい面をしてるんだなぁ。いいことだ。
おゆみ野のウサギもこれくらいでかい態度で走り回れたらいいのに。
cape16

戻ると、宅配ピザを食べながら、uncle-Cがスライドで南アフリカの植生についてレクチャー。
これから回る地域はFYMBOSと呼ばれ、
山火事が頻繁に発生するのが特徴…

…眠い。長時間の飛行機に、ピザで腹くちくなり、さらには英語が…絶妙な子守唄。
だんだん、単語しか拾えなくなる…うん、今の学名は知ってる…え? なんだって
終いには、音は聞き取れるが意味が入ってこない「えんやこらさ」みたいな

なんとか講義が終わると(どっちかというと、ご高齢のuncle-Cのほうが断然元気だった)
もう、泥のように眠ってしまった。ゆえに、ちっとも時差ボケがなかったのは僥倖…

つづく

from Cape③

※なんか写真の表示が変なので再投稿

すっかり間があいてしまった。なかなか南アフリカに辿りつけない…
さて、ドバイ経由でエミレーツ航空にて渡航したわけですが、
エミレーツ航空はドバイ資本の会社です。つまり、オーナーが首長さまと言っても過言でわない!
するってえとゴージャスなのです↓↓↓

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ぶれぶれだったので、フラッシュたきましたが、
タッチパネルに、コントローラーまでついている豪華ぶり!!!
操作性は劇的によいわけでもないですし、使ってると熱を帯びてくる(笑)
けれども、夜のフライトには心強い味方。ただ、成田→ドバイ間は使い方が
ようわからんと思って頑張って寝てみた。しんどい。
成田で駆け込みで買った空気枕が威力を発揮する。

ドバイ→ケープタウン間でようやく、いろいろいじりだす。
ヘタレにも日本映画の『ゼロの焦点』を見る。
中谷美紀、広末、木村多江のヒロインズの危機迫る演技…
(ちょっと劇画チックだけど)素晴らしい。

さらに、エミレーツ礼賛になってしまうが(笑)何も貰ってませんよ。
飛行機からメールが1ドルで送れるんですね~
面白いので、あーちゃんに送ってみたりする。
(英語なので、迷惑メールに入ってたらしい…ぐふ)


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さて、機上からタンガニーカ湖の長い水面や、フラミンゴがいるというピンクぽい
沼沢地みたいなところが見えたりしつつ、ボツワナあたりから一気に乾燥した地表面に変わった。
緑がどんどこ減ってくる。日本のみどりがいかにみっちりあるかってことだ。

cape8


つつがなく、着陸。最難関の入国審査…個人旅行だし、半球も違う、異国の地で
どきどきするぜ。やばいぜ。さあ、どんとこいアフリカ。どんと…
あっさり通過。喜びにむせぶNaokiさん↓↓↓
cape9

いよいろUncle Cと合流。
Welcome to South Africa.
当たり前のように、そう言った。当たり前なんだけど。日本人はそう言うだろうか
今、思い返すと少し目頭が熱くなる。そう、最初の言葉はこれだった。

レンタカーでニッポンの誇るトヨタ・ハイエースに乗り換え(笑)
一路、初日の宿に向かう。前方にはケープタウンのランドマーク、
星座にもなってるテーブルマウンテン。午後の光、ヤコブの階段。
cape10


なんとなく、歓迎されてる感があってみんなで感動。
なんて空が澄み切って、光のきれいなところだろう!

from Cape②

はじまりは一通のメール。日ごろGmailを開きっぱなしにしているので
届くとすぐ読んでしまうせっかちな方で、そのときもたぶん瞬間的に開いたと思う。
メールは植物好きの兄貴分で、花苗の育種や生産をしているNaokiさんからだ。

「南アフリカに花を見に行くっていったら、一緒に行く?」

そのとき僕は仕事上の閉塞感にさいなまれていた。
結局それは帰ってきてからも
変わらずあるわけだけれども、少なくとも松尾芭蕉みたいに
旅をしたい気持ちが蓄積していた状態だったと思う。

開いてたぶん3秒くらいで返信した。

「ははいはい。行きまーす」

わりと、そういうとき軽いノリで決めてしまうのだ。
(そして、その軽さをこうして自慢する(笑)。やな奴)

実はそのあとけっこう紆余曲折があった。
会う人すべてから「治安悪いらしいよ。撃たれちゃうよ」と止められ、
実のところ、旅行会社も安全が担保できないとさじを投げた。
あんまりしんどいなら、改めてもいいな。ワールドカップ前で
何かと治安が悪いだろうし。とおもって、消極的な気分になったこともあった。

けれども、Naokiさんは諦めなかった。海外のつてを総動員し、
(それがあるという時点ですごい)
ケープタウン近郊に住むUncle C(仮名)というガイドさんを探り当てたのだ。
メールのやりとり(もちろん英語)は詳細にわたり、参加するメンバーが
どんな職業でどんな植物に興味があるのか、などなど。
ちょうど年度末に重なるエクソダスはその後の
しんどい仕事を乗り切るよい人参になった。

植物の師匠からは
「勉強したか? ただ行って見てきただけやったら行く意味ないで。」
と、釘をぶすぶす刺される。でも、結局ろくに予備知識なしで
行くことなってしまった。

メンバーはご覧のとおり↓
cape5

左から。①Akiさん(神戸人。園芸店店長)②僕(嘘。写真撮ってるから)
③Naokiさん(東京人。育種家)④Kenさん(長野人。育種家)⑤Keiさん(長野人。育種家)
全部で5人。多すぎず、少なすぎず。結果的には理想的なメンバ構成だったと思う。
楽しめるツボが同じのようで、違う。それぞれの見方が新しい感じがした。
もっとも育種家3人寄ると業界話になるわけで…その辺は正直よく分らない面もあった。
もちろんそんなことはどの業界でもそうだろう。

このうち、長野組2人とは成田で初対面(汗)。
リーダのNaokiさんの人徳がなせる技だ。
さらにエミレーツ航空の成田初就航に出くわした。ぜんぜん知らなかったらしい。
機内でCAの人に、「え、知らないんですか?」といぶかられる。
…悪かったね。
さらに「グレープフルーツジュースはないんですか?」と
トンマな質問をして「エミレーツは種類が多い方だと思うんですが…」と呆れられる。
たしかに、マンゴーにパイナップルは普通ない。トマトジュースは標準?
もっとも甘いジュースが苦手なのは日本人独自の現象らしいので、仕方ないかも。

フライトは合計16時間。
以前フィリピンに行ったときは3時間ほどだからいきなり5倍だ。
どうなることやら…

from Cape①

しばらく、南アフリカに行っていました。
ケープタウンの近くで植物を求めて珍道中を繰り広げました。美しいぞ、世界!
不定期シリーズにすることによって写真の整理が進むぜと、もくろんでアップしていきます。

cape1
プロフィール

清右衛門

Author:清右衛門
みちくさ部長。北鎌倉たからの庭にて、草木についてのほほんと語る教室をしてます。教室&ワークショップ、ツアーや活動の記録、お知らせや、日々の雑感など。

ほかにも、編集的雑用・野草を生かしたランドスケープデザイン・植物調査・公共サインデザイン・グラフィックも少々やってます。

生態学畑。園生の森、おゆみ野の森でボランティア。
いけばな尚真。たまに俳句。

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